”絶景” を求めて訪問した観光スポット約8,000箇所。
車で日本一周を3度経験した『絵空(@esoratabi_travel)のブログ』へ ようこそ。
日本一周で、一か所だけ2度訪問した場所があります。
それが、【MOA美術館】。
理由は、1階近くの円形ホールの万華鏡マッピングを見忘れていたから。
なぜ失念してしまったのか?
解説と、万華鏡マッピングの魅力を伝えていきます。
概要(観光地の魅力・国内旅行情報)
名称: MOA美術館
よみ: えむおーえーびじゅつかん
所在地: 静岡県熱海市桃山町26−2
開館時間: 9:30~16:30 入館は16:00まで
休館: 年末年始(1月1日~3日は開館)
休館: 木 祝日の場合は開館
訪問日:2019年10月25日(訪問時間: PM15:00~16:30)
2019年11月6日(訪問時間: AM10:00~11:30)
所要時間・滞在時間の目安(駐車場に到着から帰宅まで)
・お急ぎの方: 40分
・じっくりの方: 80分
備考:駐車場から入場口まで1分
駐車場は丘の上駐車場「MOA美術館 第一駐車場」へ車をとめる
MOA美術館の3階の位置にあたります。
一般の方は丘の頂上付近の駐車場から入館しますが、必ず1階の正面玄関に降りて下さい。
理由は一番の見どころである、万華鏡マッピングがある「円形ホール」に行くためです。
割引チケット・クーポンのお得情報
こちら▼のサイトを開き、スマホ画面を支払い窓口で提示すれば割引してくれます。
見せるだけで200円も下がるのは嬉しいですね!
大人 1600円 → 1400円
高・大学生 1000円 → 800円
MOA美術館(エムオーエー美術館)とは?見どころ満載!
熱海の海と街並みを眺望できる、高い丘の上にたたずむ美術館。
絵画、書跡、工芸、彫刻といった東洋美術品を主に展示しています。
中でも、国宝の尾形光琳筆「紅白梅図屏風」、野々村仁清作「色絵藤花文茶壺」、手鑑「翰墨城」は超必見。
景観を損なわないために地下のエスカレーターでの移動や階段の上り下りがあるので、
美術品鑑賞するにも、けっこう体力を使います。
創設者は岡田茂吉。かつては救世熱海美術館という名前だった。
MOA美術館は「救世熱海美術館」という名前から改名して、1982年にリニューアルし開館されたようです。
たまにですが、未だに「救世熱海美術館」の名前で問い合わせがある模様。歴史が長い美術館でもあります。
創設者は岡田茂吉さんで、MOA美術館の他に、「箱根美術館」も創設しました。
Googleマップの案内通りで到着
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3階の入り口です。
駐車場の近く
駐車場は1階に周り込むこともできますが、駐車スペースが少なく道もややこしいので、基本的には3階から
『能楽堂』 豊臣秀吉が愛した茶室
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秀吉が作ったとされる「黄金の茶室」の再現
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![](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC02213.jpg)
![](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC02214.jpg)
展示品の数々
いい仕事、してますね
『梅月図』狩野探幽 当代一流の絵師の大作
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梅月図(ばいげつず)
狩野探幽(かのうたんゆう)
『雍州府志』(1684)に御室焼の下絵を狩野探幽や永真等が行ったとある。当代一流の絵師として名が挙がったものであろう。本作は満開の花をつける梅樹が延び、月にかかる画題を横長の画面に上手くまとめている。
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繊細なタッチ
立入禁止線、ぎりぎりまで急接近
重要文化財『楼閣山水図屏風』海北友松
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【重要文化財】
楼閣山水図屏風(ろうかくさんすいずびょうぶ)
海北友松(かいほうゆうしょう)
桃山時代 17世紀初期
友松自筆の銘記から、亀井武蔵守茲矩に揮毫して進上したものであることがわかる。銘記によれば、右隻に「高亭の麻柳蓬舟」を左隻に「古寺の廊門緑樹」の景を描いている。減筆体の草 体山水図である。
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あじのあるタッチ
立入禁止線、越えるとブザーが鳴ることが判明
国宝『色絵藤花文茶壺』野村仁清
はい、お待ちかねの品です
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【国宝】色絵藤花文茶壺(いろえふじはなもんちゃつぼ)
野村仁清(ののむらにんせい) 江戶時代 17世紀
野村仁清さんは、ろくろの名手だったとのこと。
17世紀に作られた焼き物ですが、今しがた焼きあがったレベルの状態で、現在まで保管されてるということが、まさに奇跡
『南蛮人渡来図屏風』江戸時代17世紀の渡来人とのポルトガル貿易風景
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南蛮人渡来図屏風(なんばんじん とらいずびょうぶ)
江戸時代 17世紀
近世初期には、ポルトガル貿易やキリスト教の渡来などに影響されて、渡来人を主題とした屏風が多く制作された。本図には、カピタン(船長) 一行が宣教師たちの迎えを受け南蛮寺(教会) へ向かうところや入港した南蛮船と珍しい品々を陸揚げしている情景が描かれている。
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メッセージ性がある作品
重要文化財『二美人図』 『富嶽三十六景』で有名な葛飾北斎の作品
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【重要文化財】二美人図(にびじんず)
葛飾北斎(かつしかほくさい) 江戸時代 19世紀初期
本図は人物の細面で柔和な表情や流暢で無駄のない描線や落ち着いた色彩からみて、北斎 画歴前半期の代表的な美人画とされる。立姿の花魁と坐った姿の芸者には、北斎特有の誇張し た表現がなく、静かな画調が優れている。
ぱっと見、北斎とはわからなかった
若い頃の作品だろうな
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![](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC02305.jpg)
茶の庭”光琳屋敷”
茶道の方にとっては最高の美術館
ゆっくりさせて頂きました。
そして…
重大な忘れ物をしていたことに、帰った後に気づく
その日の夜、何か物足りなさを感じる
ん?日本最大って、何がだっけ?
何かが足りない
歩くのしんどいって聞いてたけど、あんま動いていないような…
!?
見逃した、「円形ホール」の万華鏡マッピング
そうだ、円形ホールに行っていないて…
一番の見たかった、光の音の芸術作品…
最悪だ…
10日後にリベンジ
万華鏡マッピングを見ずに、九州へは帰れない
日本一周を有終の美で飾れない
もう一回、見に行くしかない!!
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ということで、再び訪問
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前回は雨だったけど、今回は晴天
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今度は正面玄関から
これで完璧
MOA美術館はエスカレーターで、まず1階の正面玄関へ
以下の手順は必ず守りましょう。
1.3階の駐車場に車をとめる
2.1階に降りて正面玄関からスタートする
ではスタート
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エスカレーターを登っていきます
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休憩スペース
ワクワク
目的地に到着!(インスタ映え・フォトジェニック・写真撮影スポット)
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これです!
これです!!
これなんです!!!
私が見たかったのは!
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日本最大のマッピングされた万華鏡直径約20m、高さ約10mの巨大なドーム型の円形ホールでは、世界最大の万華鏡フェスティバル「ブリュースター・カレイドスコープ・ソサイエティ」において、日本人としてはじめて2年連続グランプリ(2005、2006)を獲得した依田満・百合子夫妻の万華鏡が映写されています。円形ドーム一面にマッピングされた万華鏡は日本最大です。この万華鏡のために作曲家・中村由利子氏が新たに制作した音楽と併せてお楽しみください。
出典:円形ホール | MOA美術館 | MOA MUSEUM OF ART (moaart.or.jp)
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![](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC07136.jpg)
心地よい音色 色の化学反応 心が安らぐ
いつまでもこの場所にとどまらせてくれる
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気づけば1時間
正気に戻ってその場を後にする
リニューアル!展示品が変わっている(年間スケジュール要確認)
限られた展示スペースの中で、数か月単位で展示物が変わっている
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前回、こんなのあったっけ?
![](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC07160.jpg)
どうやらローテーションで展示品が変わっている様子
コンプリートさせたいなら何度も足を運ないといけないようです
光と音のまどろみの演舞
美しすぎる円形ホールの万華鏡マッピングが魅力の美術館でした。
アクセス・行き方・駐車場 詳細(車の場合)
住所: 静岡県熱海市桃山町26−2 MOA美術館
駐車場: 200台
到着時間: 駐車場から徒歩1分
行き方: Googleマップの案内通りで到着
お得な買い物 参考(周辺の有名なお土産、地方の特産品・名産品)
トラベルプランのアドバイス(飛行機・ホテルなどの予約方法、役立ち情報まとめ)
![静岡県_旅スポット](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2022/11/e9402752d1fb484dddf7233f498fcd39-320x180.png)
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静岡県のまとめ記事も併せてご覧ください。
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![静岡県_旅スポット](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2022/11/e9402752d1fb484dddf7233f498fcd39-320x180.png)
静岡県のお土産情報まとめ記事
静岡県への旅行の前や後のプレゼント選びはもちろん、お土産の買い忘れや先買いでも参考になると思いますので、是非ご覧ください。
![静岡県_お土産_アイキャッチ](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/06/4467166124277d4f4618350349db91d6-320x180.jpg)
![静岡県_お土産_アイキャッチ](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/06/4467166124277d4f4618350349db91d6-320x180.jpg)
![静岡県_お土産_アイキャッチ](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/06/4467166124277d4f4618350349db91d6-320x180.jpg)
周辺の絶景人気・おすすめスポット
【ポーラ美術館】
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原 小塚山1285
移動時間:MOA美術館から、車で55分
【彫刻の森美術館】
住所:神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121
移動時間:MOA美術館から、車で42分
【天窓洞 (青の洞窟)】
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移動時間:から、車で1時間42分
![堂賀島 天窓洞](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2022/09/e04e7d6314696ea2101eec3b3d41abdd-320x180.jpg)
![堂賀島 天窓洞](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2022/09/e04e7d6314696ea2101eec3b3d41abdd-320x180.jpg)
![堂賀島 天窓洞](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2022/09/e04e7d6314696ea2101eec3b3d41abdd-320x180.jpg)
【大室山】
住所:〒413-0234 静岡県伊東市池
移動時間:から、車で1時間
![大室山](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/07/f6ddce483206c7cfa84e454d2da0624f-320x180.jpg)
![大室山](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/07/f6ddce483206c7cfa84e454d2da0624f-320x180.jpg)
![大室山](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/07/f6ddce483206c7cfa84e454d2da0624f-320x180.jpg)
【浄蓮の滝】(滝100選)
住所:〒410-3206 静岡県伊豆市
移動時間:から、車で1時間3分
![浄蓮の滝](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/07/6b48b0a2b6fa55bd95cae0eb916b3b2a-320x180.jpg)
![浄蓮の滝](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/07/6b48b0a2b6fa55bd95cae0eb916b3b2a-320x180.jpg)
![浄蓮の滝](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/07/6b48b0a2b6fa55bd95cae0eb916b3b2a-320x180.jpg)
【三ツ石】
住所:〒259-0201 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1175−1
移動時間:から、車で1時間9分
【柿田川公園】
住所:〒411-0907 静岡県駿東郡清水町伏見住所:
移動時間:から、車で40分
【城ヶ崎海岸】
住所:〒413-0231 静岡県伊東市富戸
移動時間:から、車で1時間6分
【洒水の滝】(滝100選)
住所:〒258-0114 神奈川県足柄上郡山北町平山
移動時間:から、車で1時間19分