今回の記事では、危険個所の内容が含まれています。
旅行中に起きた損害については、全て自己責任でお願いいたします。
”絶景” を求めて訪問した観光スポット約8,000箇所。
車で日本一周を3度経験した『絵空(@esoratabi_travel)のブログ』へ ようこそ。
名だたる滝マニアが口を揃えて大絶賛の ”九州最強の秘境滝” をご存じでしょうか?
それが、宮崎県の深山幽谷の滝【祇園滝】です。
日本の滝100選に選外となっている【祇園滝】ですが、九州の滝ベストワンに選ぶファンも多いと聞きます。かく言う私も5本の指には絶体に入る、お気に入りの滝です。
【祇園滝】が存在する深い山奥までは、6キロの狭い林道を車で走行し、駐車場から断崖に囲まれた険しい道を歩く必要があります。秘境にふさわしいハードな道のりが待っています。
また、【祇園滝】遊歩道の入口付近に『鍵掛滝』『椎尾滝』があります。こちらも【祇園滝】に負けず劣らずの見ごたえ十分の滝なので、忘れずに併せて訪問しましょう。
概要(観光地の魅力・国内旅行情報)
名称: 祇園滝
よみ: ぎおんのたき
滝型式: 直瀑
落差: 78m
所在地: 宮崎県児湯郡木城町中之又
営業時間・開業時間: 24時間
ベストシーズン: オールシーズン
訪問日: 2020年12月31日
訪問時間: PM16:30~17:30
所要時間・滞在時間の目安(駐車場に到着から出発)
・お急ぎ・健脚の方: 50分
・じっくり・ご年配の方: 80分
通行止めの可能性に注意。行く前に、ホームページを必ず確認する
2024年の時点では、入口に立ち入り禁止のロープが張られている状況です。しかし、自己責任なら通行して良いと、他の方のブログ記事を拝見したので、私はその内容を信じトライしました。
私が訪問した2020年12月31日時点ですでに危険個所があったので、現状行くことはおすすめしません。
行く場合は、自己責任でお願いいたします。
通行可能になっているかの確認はHPを見ると良いので、以下のURLをご確認の上【祇園滝】にトライして下さい。
2024年、今現在の「祇園滝」の状況とは? → 遊歩道が崩落。通行止めに
2020年の年末の時点で、すでに道が崩壊していましたが、それ以降 修復が一斉されていないということなら、通行は難しいでしょう。
2019年から ずっと通行止めの案内表示ですが、素晴らしい滝なので訪問できるように一日でも早く修復して欲しいですね。
とは言え、素晴らしい滝なので、自己責任で訪問している人も現在もいるようで、Instagramで訪問のログ投稿がありました。
2023年1月3日に訪問されています。
ただし、通行止めのロープは撤去されていなかったようなので、本当に自己責任での訪問が必要のようです。
無理して訪問している方もいるくらいなので、事故が起こらないようにするためにも、修復作業をお願いしたいところです。
ホームページの注意事項
訪問の際は、以下の注意点を踏まえましょう。
・途中道が細くなりますので、運転にはご注意ください。
・遊歩道は整備していますが、舗装はしていませんので、スニーカー等の靴をご準備ください。
・夏は山ヒルにご注意ください。
現地到着までの “道案内”
車で細い山道を6キロ走行
離合困難な山道を車で6キロ走行し、心が疲弊しながらも何とか到着
現地「祇園滝キャンプ場」に到着(Googleマップの案内通りで到着)
今日は12月31日、大晦日
夕暮れ時
こんな日に訪れるのは、さすがに私くらいだろう
そう思っていたら、キャンパーが1組
管理人さんかな? 犬を飼っているようで、犬が私の方に駆け寄って、吠えまくられました。
駐車場から片道5分で目的地
入口の看板
けっこう雑でびっくりだけど、【鍵掛滝】【椎尾滝】のおおよその位置が把握できます。
山壁に完全包囲
右も左も、崖 崖 崖
崖下には、岩 岩 岩
大小さまざまな落石の山に、ただただ度肝を抜かれる。
目的地に到着!(インスタ映え・フォトジェニック・写真撮影スポット)
目的地【鍵掛滝】に到着
捻じれた断崖の圧力が凄まじい
ハチも巣を作りやすいようで、蜂の巣跡がいっぱい
【鍵掛滝】情報
名称: 鍵掛滝
よみ: かぎかけたき
滝型式: 直瀑
落差: 50m
所在地: 宮崎県児湯郡木城町中之又
訪問日: 2020年12月31日
訪問時間: PM16:30~17:30
様々な地質の変形した岩が凸凹盛り上がっていてカッコいい滝です。
落石注意。いのちを大事に!
駐車場から2分だけど、岩だらけの道です
頭上からの落石に注意しながら、ゆっくりゆっくり進行
水が本当にきれい
横一線に隆起する滝つぼの岩が祇園滝に似ています
祇園滝に向かうのが楽しくなります。
目的地【椎尾滝】へ 「鍵掛滝」から徒歩5分
【鍵掛滝】から【椎尾滝】へは徒歩5分ほど
『祇園滝』遊歩道入口付近にロープあり
ネットで調べると、このロープは2024年時点ではなくなっており、通過して問題ないとのこと
ロープの場所から1分で【椎尾滝】に到着
【椎尾滝】情報
名称: 椎尾滝
よみ: こじおたき
滝型式: 分岐瀑
落差: 40m
所在地: 宮崎県児湯郡木城町中之又
2段構成で上下が変化する滝
【鍵掛滝】と比較すると、【椎尾滝】はおとなし目
この日は上段の滝が凍っていて、中々の印象
周りの木が目隠ししていて残念だけど、【椎尾滝】は2段あり変化が面白い滝です
ここから自己責任ゾーン
ロープ2箇所目
こちらは1箇所目より頑丈に張られています
ネット情報によると、自己責任なら進んでも良いとのことだったので、進みます。
多少、土砂崩れはありますが、全然通れる
えぐり取られた崖の道が中々のスケール
岩がもろいのか、崩壊の度合いが凄い
落石に注意しながら進みましょう。
一番の難所、到来
斜め45度の傾斜
がれきまみれ
足元がもろいし、捕まる場所もない
崖下が怖すぎました
落ちたら ただでは済まないレベルです
しかし、無事に突破成功
滝口・滝上には行けない
さすがの私も滝上ルートは崩れがひどく、足元の踏ん張りもきかない地面コンディションだったので、断念しました
安全第一!
上級者登山の経験者ならいけるかもしれません。
滝つぼルートへは行ける
道は少し荒れている程度で、難なく通行可能
【祇園滝】が見えてきた
ワクワクが止まらない
目的地に到着!(インスタ映え・フォトジェニック・写真撮影スポット)
ア、アメイジング…
苔むした壁面が深山幽谷の秘境を感じさせる
崖に囲まれた閉鎖的な空間に、垂直落下する水が美しい
滝の線が細い分、真っ先に目に飛び込んでくるのが断崖絶壁です。
何層にも積み上げられた地層と、岩盤の捻じれが息を吞むほど壮観
歪んだ次元に降り立ったかのような新感覚
かすかに凍結も見られ、ドリーミーな場所でした。
滝つぼへの道
周りこんだら滝つぼへ通じる階段もあるのですが、めんどくさいので適当にルートを確保し下りていきます
見上げる【祇園滝】も壮観
滝つぼは、壁が包み込むように覆われた空間
前方だけじゃなく、左右も加えた三方向が反り立つ壁
圧迫感が半端ない
【祇園滝】から真横に伸びる絶壁がインパクト大
日の光も届かない時間帯に突入し、あたりは真っ暗
盛り上がった断崖が強烈
まさに神秘の聖域
次は太陽が真上に昇る時間帯にアタックしたいです。
アクセス・行き方・駐車場(車の場合)
住所: 宮崎県児湯郡木城町中之又
駐車場: あり
到着時間: 駐車場から徒歩20分
行き方: Googleマップの案内通りで到着
併せて読みたいブログ記事まとめ(おすすめスポット紹介)
宮崎県のまとめ記事もございますので、よろしければ宮崎観光にお役立てください。
47都道府県のおすすめスポットの紹介ブログは、メニューの「国内旅行スポットまとめ」からご覧いただけます。
宮崎県のお土産情報まとめ記事
宮崎県への旅行の前や後のプレゼント選びはもちろん、お土産の買い忘れや先買いでも参考になると思いますので、是非ご覧ください。
周辺の絶景人気スポット・おすすめスポット
【白滝】
住所: 宮崎県児湯郡都農町川北
移動時間: 祇園滝から、車で1時間32分
【矢研の滝】(滝100選)
住所: 宮崎県児湯郡都農町川北
移動時間: 祇園滝から、車で1時間39分
【おせりの滝】
住所: 宮崎県東臼杵郡美郷町
移動時間: 祇園滝から、車で1時間11分
【綾の照葉大吊橋】
住所: 宮崎県東諸県郡綾町南俣大口5691−1
移動時間: 祇園滝から、車で1時間55分
【青島】
住所: 宮崎県宮崎市青島2丁目
移動時間: 祇園滝から、車で1時間58分
【願いが叶うクルスの海】【馬ヶ背】
住所: 宮崎県日向市細島
移動時間: 祇園滝から、車で1時間23分
【大御神社】
住所: 〒883-0062 宮崎県日向市日知屋1
移動時間: 祇園滝から、車で1時間20分
【産巣日滝】
住所: 〒889-1121 宮崎県日向市東郷町山陰
移動時間: 祇園滝から、車で1時間17分
【行縢の滝】(滝100選)
住所: 〒882-0077 宮崎県延岡市行縢町
移動時間: 祇園滝から、車で1時間53分
【高千穂峡】【真名井の滝】(滝100選)
住所: 〒882-1101 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井
移動時間: 祇園滝から、車で1時間58分