今回の記事には、危険個所への行動内容が含まれています。
旅行中のいかなる損害について、責任を負いかねます。
訪問は自己責任で、十分に注意を行った上でお願いいたします。
”絶景” を求めて訪問した観光スポット約8,000箇所。
車で日本一周を3度経験した『絵空(@esoratabi_travel)のブログ』へ ようこそ。
日本の滝100選の中でも好評の新潟県の【惣滝】。
オーバーハングの断崖から真っ逆さまに落ちていく流身は見事なもので、滝マニアたちをこぞって滝つぼへと誘う。
滝壺への道は、断崖に彫り込まれた人ひとりがやっと通れる崖の道。
落ちたらまず命はない。怖いもの知らずの滝愛好家を刺激する、危険な場所。
惣滝の滝つぼへの道は、2019年の時点で崩落し通行止めとなっていると、噂になっていました。
それ以降、滝つぼへ到達したという人物は探したところ、皆無。
完全にログが止まっておりました。
2024年は、果たしてどうなっているのか。
調べてみようじゃありませんか!
概要(観光地の魅力・国内旅行情報)
名称: 惣滝
よみ: そうたき
滝型式: 直瀑
落差: 80m
所在地: 新潟県妙高市関山(燕温泉)
営業時間・開業時間: 24時間
ベストシーズン: 紅葉シーズン(10月上旬~10月下旬)
訪問日: 2021年7月2日
訪問時間: PM14:00~15:15
備考: 冬の期間は閉ざされて、通行禁止
惣滝展望台までの所要時間・滞在時間の目安(駐車場に到着から出発)
・お急ぎ・健脚の方: 25分(行き15分、帰り10分)
・じっくり・ご年配の方: 40分(行き25分、帰り15分)
備考: 行きが上り、帰りが下り。
傾斜はやや強め。
結論:2024年は、滝壺へ行ける
結論から言うと、2023年前半まで滝つぼへは、行ける状況ではありませんでした。
道が崖下に落しており、完全なる通行不可能。
事前に市の観光課に問い合わせたところ、伝えられた内容は以下の通り。
・土砂崩落で、道がほとんどなく、恐ろしく危険。
・「通行止め」の看板はあるが、自己責任でならOK。
・足場は崩壊しており、打ち込んでいたクサリも抜け落ちているので、行くことは不可能。
以上を考慮するのであれば、自己判断で行く分には問題ないとのこと。
2023年時点では、訪問した方も現在通行不可であることも確認されている様子でした。
現在妙仙橋は通行止めです。#惣滝の湯 pic.twitter.com/aVUpnWJBR6
— 惣滝の湯 非公式 (@soutakinoyu) September 21, 2022
判ってはいたんですけどね・・・ pic.twitter.com/PYm5iho5XV
— 惣滝の湯 非公式 (@soutakinoyu) July 21, 2023
令和5年10月31日までに復旧工事は完了する予定となっております。
黄金の湯より先に、5分程歩いた場所から見える滝を見に行くことに。日本の滝百選にも入ってる惣滝。現在は通行止めで近くには行けないみたい。
@yochidwarf 5:37 · 2022年11月13日
【2024年は行ける!】2023年9月に「行けるようになった」と連絡あり
2023年9月3日に問い合わせより、以下のメールが届きました。
メール内容を確認すると、2023年9月3日時点では工事中であるものの通行は可能とのことでした。
しかし、良く際はくれぐれも自己責任でご訪問ください。
題名:惣滝まで直近の状況
自分は野湯とか秘湯探索をしている者です。こちらのブログを参考に、昨日惣滝まで行ってきました。
2023/09/03 日曜日 20:11 の問合せメール
どうしても滝下の湯に行きたかったのです。結果としては無事に行けました。
行きは、称明滝にも行きたかったので黄金の湯の脇を通って登山道を歩いて行き、称明滝の上まで出たところで湯道分岐から麻平に降りてさらに惣滝分岐から惣滝に向かいました。
レポに書かれたように滝まで行く手前で崩落していて先まで歩けませんでした。その崩落地点の手前に、崖下に鎖が降りていたので、河原に降りて、川を遡行することで滝まで行きました。
惣滝の真下まで行ったのは初めてでしたが、爽快な水飛沫を浴びまくりました。
そして、帰りに妙仙橋を通りましたが、橋の撤去のために工事業者が作業をしていました。さすがに、通らせて、とも言えず、11時前でしたが、昼休憩になるのを待って、作業が中断したのを見計らって通らせてもらいました。怒られるかと思いましたが、かえって気を遣われました。ただし、林道入り口から橋まで運搬用モノレールの架線が道幅いっぱいに敷かれているので少し歩きにくい状況でした。
恐らく橋を治すのに、工事は時間もかかると思うので、工事業者の作業時間は避ける必要はあるかもしれません。
滝壺はどうなっている? → 滝つぼ近くには、天然の温泉「惣滝の湯」がある
滝つぼはこんな感じです。
晴れた日には惣滝にかかる虹も堪能できます。
— 惣滝の湯 非公式 (@soutakinoyu) September 26, 2022
#惣滝#惣滝の湯 pic.twitter.com/bpRDWxL5mD
惣滝の滝つぼチャレンジのもう一つの魅力が、“天然温泉”
滝つぼ近くには、天然の温泉が湧き出ており、昔は温泉を楽しみに足を運ぶ方もいたようで、一層魅力的に感じてきました。
2009年、惣滝の湯♨3回目の訪問時です。素晴らしい露天風呂ができていました。 pic.twitter.com/dF9uDosLfb
— 野湯秘湯温泉 (@onsen1103) December 2, 2022
霧に注意。ガスで何も見えない場合が頻発。天候の確認は必須事項。
実は私、惣滝に来るのは2回目なのですが、1回目は霧で数メートル先すら全く見えない状態で、直ぐに退散することとなりました。
1回目の当日は、山のふもとは若干のくもり程度で、天気は決して悪いものではありませんでした。
しかし、標高約1,300mにある山の滝。しかも温泉成分が染み出す煙たい滝でもあるので、霧で姿をくらますタイミングが非常に多い。
寒気が流れ込む秋前後は注意が必要でしょうね。
現地到着までの検索方法 “道案内”
Googleマップの案内通りで到着(駐車場は、温泉街入口手前のスペース)
![惣滝001](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/c428a928630b7c01f51a561d7d8f7264.jpg)
![惣滝002](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/13963165c58d8ee784474cab54a67101.jpg)
【惣滝】は、妙高高原の燕温泉の温泉街の奥にあります
駐車場は、上記の写真の場所にとめて下さい
温泉街には、温泉利用の方のみしか駐車することができません
燕温泉周辺の案内図・案内マップ
![惣滝003](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/6189f4d9b5ea81ada396e302f5e5ea02.jpg)
![惣滝004](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/d9eca09ff70084ff6718ed6177690ce5.jpg)
赤丸で囲っている場所で、惣滝を鑑賞できます
上の画像が分岐になりまして、左に進むと「惣滝展望台」に到着します
右は「惣滝(滝つぼ)」となっていますが、現在は通行不可能です
今回実験で右ルートも挑戦しますが、まずは左ルートを進んでいきます
『黄金の湯』を通過し、駐車場から片道15分で惣滝展望台に到着
![惣滝016](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/37ebf975551e3057288532bf5f337540.jpg)
![惣滝028](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/67d828e76c7af1e9e9954fd5e54323f5.jpg)
分岐からは10分もしない内に惣滝展望台に着きます
途中、露天風呂の『黄金の湯』が右手に現れます
料金は無料で、私が訪問した際は、2名入られておりました
![惣滝026](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/05a332404b2aab3ff0e2e55e088ffda2.jpg)
![惣滝027](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/ed53728014c0ac8542144120a4bd5aa8.jpg)
傾斜がけっこうキツイです
息を切らしながら登り、惣滝展望台に到着
目的地に到着!(インスタ映え・フォトジェニック・写真撮影スポット)
![惣滝017](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/e1ae4dbeab748b416dccc259b3a66c7a.jpg)
![惣滝](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/07/15e4b0f9781b5cd05baa18954b446322-1024x768.png)
落差80m、展望台からは上半分しか望めませんが、上部の節理に富んだ断崖が特殊で格好よく、このシーンだけでも大満足
温泉成分の影響か、岩盤はまだらに変色しており、硫黄の香りも遠い展望台まで漂っています
五感フル活用で堪能できる、滝100選に相応しい飛び抜けた滝
惣滝の滝下まで、行けるところまで行ってみよう!
![惣滝004](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/d9eca09ff70084ff6718ed6177690ce5.jpg)
分岐に戻ってきました
今度は右ルートを進んで行きます
滝つぼまでは、この場所から徒歩20分くらい
『そうめん滝』と美しい渓谷の渓流
![惣滝006](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/2f81e845e7059b942fa4a04ba46f0c7b.jpg)
![惣滝019](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/6c8eb4bb4c39cc8fb6620a6b12090fbc.jpg)
![惣滝018](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/6ec11cda301f85dc476e113b4af59141.jpg)
序盤は平坦な道を行き、渓谷と対岸にそびえる山の美景に酔いしれる
うっすら見える細い線が並ぶ滝は、『そうめん滝』
![惣滝007](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/101e256e65e09f38ec24e47d05708759.jpg)
![惣滝008](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/8412adff4cb2987f025a7a7e7da8e674.jpg)
橋を渡れば いよいよ険しい山登り
橋が硫黄のせいか、うっすらと黄色く変色しています
辺りは展望台以上の硫黄臭が、酔ってしまいそうなくらい漂っています
ここからは自己責任(※無理はしない)
![惣滝009](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/2b0dca076dbec3227e55f0419d5791f9.jpg)
![惣滝020](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/80202cfba496c4527ff795dbc45b0b2c.jpg)
通行止めの看板が見えますが、「自己責任ならOK」とのこと
残り180m
数日の間に何名か来ているのか、できて間もない人の足あとがありました
前衛滝『権現滝』と、染み出す温泉成分を含んだ複数の滝
![惣滝022](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/5a1ddc6a9dbc2b95ac05f5ff6fbc711f.jpg)
![惣滝024](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/8660d4a250a3b7ec3d0a78f6195773b7.jpg)
![惣滝021](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/48190fd39d51a9ae84e292b2697c9366.jpg)
![惣滝013](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/8b6dd762dc967b14b43074cc3962433c.jpg)
残り100m付近
滝が至る所から染み出すように落ちています
向かって一番右手に大きな滝
惣滝の前衛滝である『権現滝』
他にも岩を緑に変色させる、真っ白な滝も垂れていますね
火山の鼓動を感じます
やっぱり、あかんかった。通行不可能の元凶は、この場所
![惣滝010](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/3eb9f248e6fb47839cfed84079207d1d.jpg)
![惣滝011](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/b28846a64e1a9bf90589cd574d64420a.jpg)
惣滝がうっすら見えてきて、テンションが最高潮に達しようとしたとき、突然の急ブレーキ
あと数十メートルなのですが、最後の難関が、どうしても越えられませんでした
半身になっても通れない幅で、なおかつ崖下側へ流れています
かつて刺さっていたクサリは抜け落ちて捕まる場所もありません
写真ではわかりにくいですが、隣は約40mの断崖
落ちたらまず命はないでしょう
断念せざるを得ません
終点に行けなくても、展望台よりも迫力はgood
![惣滝023](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/9f09d0032957886600d3614450618a40.jpg)
![惣滝012](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2021/07/11ff7ba43c5c44ce10eb21881f9777d6.jpg)
展望台から見下ろすよりも、やはり見上げた方が迫力は伝わってきます
滝つぼに行けなかったのは残念ですが、同じ滝100選の『数鹿流ヶ滝』(熊本県)や『米子大瀑布』(長野県)みたく、一切見ることが叶わない滝よりも ずっとマシ
そう言えば、滝100選の滝『安の滝』(秋田県)が、また工事の為、通行止めになったとの情報が
良い滝は、世代を超えて永く永く残して頂ければ、嬉しいですね。
![安の滝](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2022/09/5534b1c2d1a93545be7754072e7f519d-320x180.jpg)
アクセス・行き方・駐車場 詳細(車の場合)
住所: 〒949-2235 新潟県妙高市関山
駐車場: あり
到着時間: 駐車場から徒歩15分
行き方: Googleマップの案内通りで到着
併せて読みたいブログ記事まとめ(おすすめスポット紹介)
新潟県のまとめ記事もございますので、よろしければ新潟観光にお役立てください。
47都道府県のおすすめスポットの紹介ブログは、メニューの「国内旅行スポットまとめ」からご覧いただけます。
![新潟県_旅スポット](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2022/11/4ce5979f1efea3bfc71da8963abd2970-320x180.png)
![新潟県_旅スポット](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2022/11/4ce5979f1efea3bfc71da8963abd2970-320x180.png)
![新潟県_旅スポット](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2022/11/4ce5979f1efea3bfc71da8963abd2970-320x180.png)
新潟県のお土産情報まとめ記事
新潟県への旅行の前や後のプレゼント選びはもちろん、お土産の買い忘れや先買いでも参考になると思いますので、是非ご覧ください。
![新潟県_お土産_アイキャッチ](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/06/4a231ce6a23c3140cb7f3f3801cce9ca-320x180.jpg)
![新潟県_お土産_アイキャッチ](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/06/4a231ce6a23c3140cb7f3f3801cce9ca-320x180.jpg)
![新潟県_お土産_アイキャッチ](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/06/4a231ce6a23c3140cb7f3f3801cce9ca-320x180.jpg)
周辺の絶景人気・おすすめスポット
【苗名滝】(滝100選)
住所: 〒949-2113 新潟県妙高市杉野沢
移動時間: 惣滝から、車で22分
【戸隠神社奥社】
住所: 〒381-4101 長野県長野市戸隠3690
移動時間: 惣滝から、車で48分
【青海川駅】
住所: 青海川駅、〒949-3661 新潟県柏崎市青海川
移動時間: 惣滝から、車で1時間4分
![青海川駅](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/07/3dc7f182e3fe780d73f8c67a8d9900c9-320x180.jpg)
![青海川駅](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/07/3dc7f182e3fe780d73f8c67a8d9900c9-320x180.jpg)
![青海川駅](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/07/3dc7f182e3fe780d73f8c67a8d9900c9-320x180.jpg)
【龍ヶ窪】
住所: 〒949-8204 新潟県中魚沼郡津南町谷内6217
移動時間: 惣滝から、車で1時間42分
![龍ヶ窪の池](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2022/09/b4af9db76d64156600c787df0e5c617d-320x180.jpg)
![龍ヶ窪の池](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2022/09/b4af9db76d64156600c787df0e5c617d-320x180.jpg)
![龍ヶ窪の池](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2022/09/b4af9db76d64156600c787df0e5c617d-320x180.jpg)
【星峠の棚田】(棚田百選)
住所: 〒942-1351 新潟県十日町市峠
移動時間: 惣滝から、車で1時間29分
【美人林】
住所: 〒942-1411 新潟県十日町市松之山松口1712−2
移動時間: 惣滝から、車で1時間36分
![美人林](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/07/0029f2c062b30a6132ba284a94a4bfcf-320x180.png)
![美人林](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/07/0029f2c062b30a6132ba284a94a4bfcf-320x180.png)
![美人林](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/07/0029f2c062b30a6132ba284a94a4bfcf-320x180.png)
【清津峡】
住所: 〒949-8433 新潟県十日町市小出
移動時間: 惣滝から、車で1時間50分
【歴史の宿金具屋】
住所: 〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏2202
移動時間: 惣滝から、車で58分
【北斎館】
住所: 〒381-0201 長野県上高井郡小布施町小布施485
移動時間: 惣滝から、車で45分
【鈴ヶ滝】(滝100選)
住所: 〒958-0211 新潟県村上市高根
移動時間: 惣滝から、車で3時間35分
![鈴ヶ滝](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/07/473a60652565bdc4516d8411979835c0-320x180.png)
![鈴ヶ滝](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/07/473a60652565bdc4516d8411979835c0-320x180.png)
![鈴ヶ滝](https://esorablog.com/wp-content/uploads/2023/07/473a60652565bdc4516d8411979835c0-320x180.png)