”絶景” を求めて訪問した観光スポット約8,000箇所。
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日本一の高さ(173m)を誇る「九重“夢”大吊橋」が架かる鳴子川渓谷。大分県玖珠郡九重町にある【九酔渓】は、鳴子川渓谷に含まれている渓谷で、険しい断崖絶壁が2キロ続く。
大分県内4位の紅葉スポットで、「紅葉百選」にも選ばれた景勝地。秋の訪問がベスト。
私は12月の寒い時期に訪れましたが、雪景色もおすすめ。落葉樹の原生林が一斉に芽吹く新緑のシーズンも見応え抜群のようです。
四季折々の渓谷美もさることながら、一番は表情豊かな滝郡が見どころ。
お食事・お土産処「桂茶屋」から続く、つづら折りの九酔渓の道路上には、9つの滝が点在し、『滝街道』と呼称されています。
近くには秘境「九酔渓温泉」もあり、渓谷美と特徴豊かな滝を眺めながら歩いて心を癒した後、温泉につかって身体の疲れを芯から取ることもできます。
概要(観光地の魅力・国内旅行情報)
名称: 九酔渓
よみ: きゅうすいけい
所在地: 大分県玖珠郡九重町田野
営業時間・開業時間: 24時間
ベストシーズン: 紅葉シーズン(10月下旬~11月上旬)
訪問日: 2020年12月27日
訪問時間: AM8:00~8:40
所要時間・滞在時間の目安(駐車場に到着から出発)
・お急ぎ・健脚の方: 40分
・じっくり・ご年配の方: 75分
2024年現在は?交通規制・通行止め多発。行く前に必ず公式サイトやホームページを確認する
2024年は行けますが、九州で一番、交通規制・通行止めが多いんじゃないかと疑っております。
私もずっと行きたかったのですが、中々行けずに悲しんでいた被害者です。渓谷でつづら折りの道の連続なので、環境的に仕方ないんですけどね。しばらく残念な思いを抱いておりました。
2021年現在も、周辺で道の崩落があり、立入禁止区間ができていましたね。
大回りしたら行けるようですが、事前に調べておかないと痛い目を見ます。
ホームページ: 玖珠土木事務所 – 大分県ホームページ
九酔渓温泉HP: 通行止めのお知らせ – 九酔渓温泉
一昨日、県道40号(飯田高原中村)線の橋梁で崩壊が確認され、現在通行止めとなっております。国道210号線からの上りは渓流の味たなべさんまで行けます。九重“夢”大吊橋・峠の茶屋さん・桂茶屋さん等九酔渓方面へは町道四季彩ロード線またはやまなみハイウェイ(県道別府一の宮線)経由でお越しください。 pic.twitter.com/0eVxXkV7up
— 九重“夢”大吊橋観光案内所 (@HzlMa6flWXI9piS) March 27, 2021
峡谷ならではの問題点。訪問の際の ”注意点” を解説
・大地震や豪雨、台風などで交通規制が頻繁に起こっているので、通行可能かはホームページで確認をした上で訪問することをおすすめします。
・紅葉シーズンは渋滞が発生する可能性が高いので、時間には余裕を持って訪問することをおすすめします。
・九酔渓の散策は、一般道路上にあり、車が頻繁に行き来する場所です。景色に見とれてしまいがちですが、周囲の安全確認はしっかり行いましょう。
現地到着までの検索方法 “道案内”
「桂茶屋」駐車場に車をとめる(有料)
【九酔渓】に行くためには、『桂茶屋』を目指して下さい。
Googleマップでは、「九酔渓」と検索にかけても、駐車場がないのでヒットしません。
「桂茶屋」で1000円以上の買い物を交換条件に、車を駐車できます。
ほとんどの方は「桂茶屋」に車をとめて、10分かけて道路わきを歩き、渓谷を散策します。
「桂茶屋」から渓谷美を一望できるのも、車をとめるメリットのひとつ。
大分県九重 九酔渓の坂の途中に有るタヌキ茶屋 桂茶屋が正式名 従業員がタヌキのメイクをしてお出迎えしてくれるとてもユニークなお土産屋さん 近くには奥で繋がる混浴温泉♨️も無料で入れる お団子やヤマメの塩焼き 地鶏の料理等
— 🛵 津山のnori 🏍 (@TEDga7b2svWxoX4) May 29, 2021
九重へ行くならここは是非立ち寄って貰いたい(写真はネットから) pic.twitter.com/3y8KUD3w3c
ちなみに、有名な【天狗の滝】は「桂茶屋」の近くにあり、今回私は見逃してしまいました。
おまけに、天狗の滝の近くに【蛍滝】という小ぶりの滝もあり、【九酔渓】には合計9つの滝があるようです。
私は上記2つの滝を見逃したので、次回リベンジを決行予定!
Googleマップの案内通りで到着(「桂茶屋」駐車場から片道10分で目的地)
ヘアピンカーブ”十三曲がり”(車での走行注意)
道幅は広いけど、ヘアピンカーブの連続
気が抜けない
渓谷美に見とれて脇見運転してたら事故りそう
阿蘇くじゅう国立公園に含まれており、観光客が多いです
特に紅葉シーズンは渋滞ができる程の大賑わいとのこと
車の運転には十分ご注意下さい。
駐車場なし。わずかに数台とめられるが…
駐車スペースはあまりありませんが、数台だけなら何とか駐車可能です
朝の8時という無人の時間帯を狙って、駐車に成功
車の通りが多くなる10時~17時あたりは、とめるべきではないですね。
つづら下りの坂道を下ると、この景色
切り立つ断崖が圧巻
目的地に到着!(インスタ映え・フォトジェニック・写真撮影スポット)
滝1 【つらら滝】
さすが温泉県の大分県らしい物々しい湯けむり
つららができる程の冷気と温泉が融合してのこの光景
ペアピンカーブの途中にある、真冬ならではの隠れた絶景
見上げた景色は、大分県別府市にある『別府地獄めぐり』を思い出します。
詳しい内容は、こちら▼
滝2 【地獄滝】
『つららの滝』のすぐそばにある2つの滝
一つ目が【地獄滝】
『つららの滝』の方が地獄っぽいですね
滝3 【羽衣の滝】
隠れて中々、見えない
是非とも正面から見てみたい魅力を秘めた滝
滝4 【霧降りの滝】
枯れた滝のようで、見当たらず
大雨のときに現れるのかな
滝5 【銅山の滝】
きれいな”く”の字の滝
この時期だと木の葉が散っており、奥の線までくっきりと見える
滝6 【湧水の滝】
奥の細々と見える滝
看板がないと見落としていたところでした
滝7 【七折れの滝】
落差157mと表記がありますが、肉眼で見える高さは40mほど
雄大さはあまり伝わってこない
大きいと見せかけて大きく見えない、佐賀県の『見帰りの滝』を思い出す
詳しくは、こちら▼
滝つぼの雪山が、とっとも幻想的
水流でできた氷のトンネルが可愛らしい
枝葉にまとった、かすかな雪化粧が、またなんとも心をくすぐる
フェンスを乗り越えて、見上げてみました
断崖に囲まれた分厚い渓谷と、最後に待ち受ける最長の美しい滝
最後にふさわしいハイライトですね
渓谷美と9つの滝が素敵な【九酔渓】のご紹介でした。
アクセス・行き方・駐車場 詳細(車の場合を解説)
住所:大分県玖珠郡九重町田野953
駐車場:「桂茶屋」の駐車場が75代(有料)
到着時間:駐車場から徒歩10分
行き方:「桂茶屋(九酔峡)」で検索し、案内通りで到着
併せて読みたいブログ記事まとめ(おすすめスポット紹介)
大分県のまとめ記事もございますので、よろしければ大分観光にお役立てください。
47都道府県のおすすめスポットの紹介ブログは、メニューの「国内旅行スポットまとめ」からご覧いただけます。
大分県のお土産情報まとめ記事
大分県への旅行の前や後のプレゼント選びはもちろん、お土産の買い忘れや先買いでも参考になると思いますので、是非ご覧ください。
周辺の絶景人気・おすすめスポット
【龍門の滝】
住所: 大分県玖珠郡九重町松木
移動時間: 九酔渓から、車で10分
【別府地獄めぐり】
住所: 大分県別府市鉄輪559−1
移動時間: 九酔渓から、車で42分
【大観峰】
住所: 熊本県阿蘇市山田
移動時間: 九酔渓から、車で49分
【白川水源】
住所: 熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川
移動時間: 九酔渓から、車で1時間28分
【清水滝】
住所: 熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川
移動時間: 九酔渓から、車で1時間28分
【鍋ヶ滝】
住所: 熊本県阿蘇郡小国町黒渕
移動時間: 九酔渓から、車で37分
【夫婦滝】
住所: 〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺
移動時間: 九酔渓から、車で1時間28分
【桜滝】
住所: 大分県日田市天瀬町桜竹
移動時間: 九酔渓から、車で25分
【九重“夢”大吊橋】【震動の滝(日本の滝100選)】
住所: 大分県玖珠郡九重町田野
移動時間: 九酔渓から、車で25分
【タデ原湿原】
住所: 大分県玖珠郡九重町田野255−33
移動時間: 九酔渓から、車で31分
【耶馬溪】
住所: 大分県中津市
移動時間: 九酔渓から、車で44分
【乙原の滝】
住所: 大分県別府市別府
移動時間: 九酔渓から、車で45分
【菊池渓谷】【四十三万滝】(滝100選)
住所: 〒861-1441 熊本県菊池市原5026
移動時間: 九酔渓から、車で1時間7分
【原尻の滝】(滝100選)
住所: 〒879-6631 大分県豊後大野市緒方町原尻410
移動時間: 九酔渓から、車で1時間9分
【沈堕の滝】
住所: 〒879-6901 大分県豊後大野市清川町臼尾
移動時間: 九酔渓から、車で1時間15分