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雪舟も描いた【沈堕の滝】十三条の流れをもつ名瀑とツタが巻きつく美の遺構【旧・沈堕発電所跡】(大分県豊後大野市)

Chin danotaki

「東洋のナイアガラ」で超有名なのが『原尻の滝』

実は”ナイアガラ”と異名を持つ滝は他にも存在し、『原尻の滝』からクルマで17分の場所に ”もうひとつのナイアガラ”が。

「豊後のナイアガラ」「大野のナイアガラ」とも呼ばれている【沈堕の滝】が、”もうひとつのナイアガラ”です。

沈堕の滝情報

名称:沈堕の滝

よみ:ちんだのたき

滝形式:直瀑

落差:17m

所在地:大分県豊後大野市沈堕

ベストシーズン:春

訪問日:2019年3月27日

訪問時間:AM9:00~9:30

現地に到着(Googleマップの案内通りで到着)

駐車場近くに「ちんだの滝ふれあい公園」と「杵築社」があります

下へ降りることができ、歩いて3分ほどで【沈堕の滝】が見えてきます

発電所らしい展示物

『機回転子』

水車と軸によって結ばれ、水車の回転力を受け止め、回転することで電気を起こします。最大出力900キロワットの電気を起こすことができました。およそ一般家庭で400軒分の電気をまかなうことが出来ます。

案内板より引用

滝見台までの遊歩道が見どころ

正面に【沈堕の滝】

眼下には『沈堕発電所跡』

ナイアガラ風の特徴的な滝

廃墟の間を通り抜けて、まっすぐ進む

異彩を放つ【旧・沈堕発電所】遺構

時が止まったままの状態

発電所跡だけあって頑丈そう

異世界のよう ファンタジック

ツタの巻きつき具合が絶妙

「天空の城ラピュタ」で出てきそうな光景

青々とした緑のツタで覆われる「春シーズン」が一番の見ごろだろうか

『沈堕発電所』の廃墟

間違いなく【沈堕の滝】の魅力のひとつ

目的地【沈堕の滝】に到着!

遊歩道を200m進むと滝見台に出る

【沈堕の滝】(雄滝)には(雌滝)も存在する

沈堕の滝  ~十三条の流れをもつ名瀑~

沈堕の滝は、大野川本流にある「雄滝」と大野川の支流である平井川にある「雌滝」の2つの滝によって構成されています。雄滝は幅97m、高さ17m、雌滝は幅4m高さ18mあり、この本流と支流のぶつかりが滝を生んだと言われています。この滝は、今から600年ほど前に活躍した「雪舟」により水墨画として描かれ、江戸時代の地誌「豊後国志」にも記載されています。「垂直分かれて十三条をなす」と表された滝の流れは、人の手が入ることで実に数奇な運命をたどり現在に至っています。

沈堕の滝を形成している岩石は、阿蘇山の9万年前の大噴火による火砕流によってもたらされたものです。阿蘇溶結凝灰岩と呼ばれる火砕流が冷えて固まった岩であることから、垂直方向に無数のひび割れが入っており、このような景観を生み出すことになりました。縦方向に岩が崩れることで垂直の崖を形成したのです。これは、豊後大野ジオパークにおける特徴的な景観の一つとなっています。

出典:看板の説明文より

【沈堕の滝】補足説明

雪舟の水墨画『鎮田瀑図』が【沈堕の滝】と言われています。

看板の説明文では記載はありませんが、被告人を「沈堕落とし」として【沈堕の滝】へ突き落としていた時代があったそうです

「岡藩滝落としの刑場跡」が近くに残っているとのこと

「雌滝」も「岡藩滝落としの刑場跡」も見ていないと、帰ってブログを書いて、ようやく気付く、私…

人工的な堰が少し残念ポイント

【沈堕の滝】の真上には発電所の堤防ができており、見栄えが良くない

水量も以前に比べると少ないよう

【沈堕の滝】を覆う柱状節理の岩壁は見ごたえあり

時代の変化や歴史、著名人の作品など、見どころ豊富な滝【沈堕の滝】とツタが巻きつく美の遺構【旧・沈堕発電所跡】でした。

アクセス

住所:大分県豊後大野市大野町矢田

駐車場:あり

到着時間:駐車場から徒歩10分

行き方:Googleマップの案内通りで到着

周辺おすすめ絶景スポット

【原尻の滝】

住所:大分県豊後大野市緒方町原尻410

移動時間:沈堕の滝から、車で17分

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住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川

移動時間:沈堕の滝から、車で1時間17分

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【高森殿の杉】

住所:熊本県阿蘇郡高森町高森

移動時間:沈堕の滝から、車で13分

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【大観峰】

住所:熊本県阿蘇市山田

移動時間:沈堕の滝から、車で1時間16分

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【清水滝】

住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川

移動時間:沈堕の滝から、車で1時間13分

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【乙原の滝】

住所:大分県別府市別府

移動時間:沈堕の滝から、車で1時間10分

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【観音滝】

住所:大分県豊後大野市

移動時間:沈堕の滝から、車で45分

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【米塚】

住所:熊本県阿蘇市乙姫

移動時間:沈堕の滝から、車で1時間17分

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【別府地獄めぐり】

住所:大分県別府市鉄輪559−1

移動時間:沈堕の滝から、車で1時間4分

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