九州観光

【尾鈴山瀑布群 白滝】駐車場/行き方/所要時間/登山コース/滞在時間/アクセス/難易度を解説。尾鈴山キャンプ場の滝群(宮崎県/都農町)

尾鈴山 白滝

”絶景” を求めて訪問した観光スポット約8,000箇所。
車で日本一周を3度経験した『絵空(@esoratabi_travel)のブログ』へ ようこそ。

自然と山に囲まれた、九州の ”滝大国” 宮崎県。

日本の滝100選の滝だけでも、甌穴群が割拠する『関之尾の滝』、高千穂峡の映え滝『真名井の滝』、垂直岩盤が壮観な『行縢の滝』、そして、同じ尾鈴山キャンプ場から行ける荘厳な『矢研の滝』と、数多く点在。

他にも雄大で変化の富んだ珍しい滝が宮崎県内には多数あります。

今回ご紹介する尾鈴山瀑布群 白滝は、滝100選の選外であるものの、上記の滝に匹敵、いや、凌駕していると言っても過言ではない”名瀑”です。

上記4つの滝は、訪問するにはさほど苦労はしません。せいぜい片道30分と言ったところ。

今回ご紹介する【尾鈴山瀑布群 白滝】は、登山初心者でも訪れることができるものの、片道2時間の大冒険です。

少しハードではありますが、【尾鈴山瀑布群 白滝】に続く遊歩道からは多くの滝を見ることができますので、ハイキングしながら楽しく訪れることができます。

目次
  1. 概要(観光地の魅力・国内旅行情報)
  2. 現地到着までの検索方法 “道案内”
  3. ①【紅葉の滝】(インスタ映え・フォトジェニック・写真撮影スポット)
  4. 目的地に到着!(インスタ映え・フォトジェニック・写真撮影スポット)
  5. アクセス・行き方・駐車場詳細(車の場合)
  6. 併せて読みたいブログ記事まとめ(おすすめスポット紹介)
  7. 宮崎県のお土産情報まとめ記事
  8. 周辺の絶景人気・おすすめスポット

概要(観光地の魅力・国内旅行情報)

営業時間・開業時間: 24時間

ベストシーズン: オールシーズン

訪問日: 2020年12月31日

訪問時間: AM9:00~11:00

所要時間・滞在時間の目安(駐車場に到着から出発)

・お急ぎ・健脚の方:      3時間30分(行き2時間、帰り1時間30分)

・じっくり・ご年配の方:  4時間30分(行き2時間30分、帰り2時間)

備考:駐車場から片道2時間。行きは上り、帰りは下り

尾鈴山瀑布群

【白滝】がある尾鈴山瀑布群は国指定名勝であり、大小30を超える滝が点在しています。

今回ご紹介する滝は、その内の10個です。

コースは2種類ある

今回は、毎年7月中旬に行れる「滝めぐりin尾鈴」の片道2時間コースを選択。

健脚すぎる私は、滝を撮影しながらゆっくり2時間で【白滝】に到着し、帰りは40分で駆け下りました。

ホームページで言うと、「Bコース」

その他のコースは、ホームページをご参照下さい▼

ちなみに、「Cコース」は、【白滝】と同じ尾鈴山瀑布群の『矢研の滝』コース。

宮崎県五ヶ瀬の『白滝』と間違えないように!

宮崎県には同姓同名の「白滝」が存在し、ネットでも間違えて説明されている文やコメントが散見されます。

宮崎県五ヶ瀬の『白滝』は車でスィーっと行けますが、宮崎県都農市尾鈴の『白滝』は、片道2時間のトレッキングです。場所もハードさも全然違います。

宮崎県五ヶ瀬の「白滝」の内容は、こちら▼

白滝 宮崎県五ヶ瀬
【白滝(宮崎県五ヶ瀬)】行き方/場所/駐車場/アクセスを解説。真冬の氷瀑が美しい渓谷(秋の紅葉シーズンもおすすめ)五ヶ瀬の白滝は、真冬に来ると良い。滝の真ん中にハートの輪郭を作り、幻想的な魅惑の氷瀑となる。水量が少なく凍りやすいからだ。11月上旬にはイベントがあり、の紅葉シーズンも良いと聞く。...

現地到着までの検索方法 “道案内”

尾鈴山キャンプ場 駐車場」に到着(駐車場から白滝まで片道2時間で目的地)

ここが「尾鈴キャンプ場」の駐車場であり、【白滝】遊歩道の入口

Googleマップでは以下の場所です。

看板もあり

滝が豊富にあることがうかがえるけど、実はもっとあります

見逃して欲しくないので、見えるか見えないかは別にして、全ての滝に触れていきます

【白滝】遊歩道の入口(登山口)

こちらの登山口から登っていきます

滝に向かう訳ですが、ほぼほぼ登山なので、要注意

入口付近は道がわかりにくいです

間違えると、とんでもないことになります

道を間違え大変な目に

道を間違えると、とんでもない場所にたどり着きます

こんな感じ

引き返すのも面倒なので、勇気をふり絞り、強行突破

気合で突っ切り、ショートカット成功!

立ち入り禁止のルートだったようです

下側も立ち入り禁止ロープを張っておいて欲しかった…

【白滝】までの道には案内板があり、分かりやすい

入口から10分ほどの場所から、道がわかりやすくなります

後は道しるべを辿っていけば、「尾鈴山瀑布群 白滝」へは普通に着きます

山ヒルに注意が必要とのこと

真冬はあまり気にしなくて大丈夫です。

①【紅葉の滝】(インスタ映え・フォトジェニック・写真撮影スポット)

一番最初の滝が【紅葉の滝】で、Bコースでは、【白滝】に次ぐ2番目に見応えがある滝

個人的な感想ですが、【紅葉の滝】は大きな岩を乗り継ぎながら、谷を突っ切ったら簡単に行けます

紅葉の滝

高さ34mの紅葉の滝は瀑布群のなかでも、 特に景観のすぐれた滝のひとつ です。 「紅葉の滝のある欅谷の上流に は「すだれの滝」「さぎりの滝」 「白滝」などがあり、四季折々 の滝めぐりが楽しめます。

案内板より

紅葉の滝】情報

名称: 紅葉の滝

よみ: もみじのたき

滝型式: 分岐瀑

落差: 35m

所在地: 宮崎県児湯郡都農町尾鈴

訪問日: 2020年12月31日

訪問時間: AM11:00~PM14:00

ゴツゴツとした岩に囲まれた2段の滝

うっすら凍っており、重厚感が増しています

水も透き通っていて、きれい

②【すだれの滝】

遊歩道は、木の障害物がたまにあるものの、危険は皆無

ヒョイっと乗り越えて、「尾鈴トロッコ道」を歩いていきます

尾鈴山の植物

「尾鈴山は植物の宝庫です。 この山でしか見られないキバ ナノツキヌキホトトギスや、学名にオスズの名が付けられているウラジロミツバツツジ、そし て、コウヤマキやシャクナゲの群落などが、その代表的なものです。

案内板より

すだれの滝』 落差60mの分岐瀑

木が邪魔して見えないけど、滝の響きは聞こえる

③【さぎりの滝】

トンネルをくぐれば…

さぎりの滝』でした

落差25mの直瀑瀑。ある程度なら確認できます。

④【かじかの滝】に到着

かじかの滝

垂直落下が美しい滝です。

この辺りから つららや霜柱が目につくようになります

寒波が襲った2020年の年末の尾鈴山の状況となります。

⑤【さらさの滝】

尾鈴山の白鳥伝説

ある日、若者は天空高く白馬に乗って山に帰られる山神を見ました。「白馬の首の黄金の鈴が、いななきとともに冴えた音を響かせていました。いつのころか村人はこの山を「尾鈴さま」と呼ぶようになりました。

案内看板より

さらさの滝』 落差10mの直瀑瀑

木の合間から全形を見ることができました

ここから、軽く渓谷コースとなります

⑥【やすらぎの滝】

やすらぎの滝』 落差6mの斜瀑

まさに名前の通り、やすらぐ空間

水もきれいで、風の通り道なのか、心地よいそよ風が登山の疲れを癒してくれる

歩けば滝、歩けば滝の”滝”連続エリア

⑦【はがくれの滝】

はがくれの滝』 落差8mの斜瀑

正面に見えないのが残念

渓谷コースおわり

ここからは登山コースの再開です

その前に、奥に滝の存在あり

⑧【すずかけの滝】

すずかけの滝』落差5mの斜瀑

2筋の愛らしい滝です。

すずかけの滝』近くの板の橋を渡って、徒歩25分くらいで【白滝】に到着します

案内板に従い橋を渡り、山を越え、次第に強まる寒さを肌で感じながら歩いていきます。

深山幽谷を呈する様相になってくる

勾配が強い個所もあり、隣の崖も少し恐怖ですが

【白滝】は もう目の前

緊張が走ります。

目的地に到着!(インスタ映え・フォトジェニック・写真撮影スポット)

白滝

高さ75mの白滝は瀑布群のなかでも最も落差のある滝です。

文政5(1822)年、金剛院貞祐という修験者が、ここで修行をしました。嵐に吹き飛ばされた一貫目(375Kg)もある石が身に付けたホラ貝に当たって難を逃れたと伝えられています。

案内板より

案内板の説明が謎すぎます。

375kgの大岩が降って来て、ホラ貝に当たって難を逃れたって、どういう状況?

「尾鈴山瀑布群 白滝」基本情報

名称: 尾鈴山瀑布群 白滝

よみ: おすずやまばくふぐん しらたき

滝型式: 分岐瀑

落差: 75m

所在地: 〒889-1201 宮崎県児湯郡都農町

寒波到来により氷瀑へ

時空が捻じれて歪んだかのような岩盤が魅力的

滝筋は途中広がっており、最後に小さな滝つぼ一点に集中して落ちています

漆黒の岩盤に白く凍った滝筋が水墨画のようで美しいです

台地の割れ目に差し込む光と氷の輝きが眩しい

片道2時間の疲れを吹き飛ばす神秘の景観。

まさに、神秘の絶景でした。

アクセス・行き方・駐車場詳細(車の場合)

住所: 宮崎県都農町川北

駐車場: あり(尾鈴山キャンプ場の駐車場)

到着時間: 駐車場から【白滝】まで徒歩2時間

行き方: Googleマップの案内通りで到着

併せて読みたいブログ記事まとめ(おすすめスポット紹介)

宮崎県のまとめ記事もございますので、よろしければ宮崎観光にお役立てください。

47都道府県のおすすめスポットの紹介ブログは、メニューの「国内旅行スポットまとめ」からご覧いただけます。

宮崎_旅スポット
《宮崎県》インスタ映えする穴場な観光地を紹介!おもしろスポット多数!名所が何もない?後悔・失敗しない旅行先を半日・日帰りドライブ【人気定番から絶景隠れ旅行地・2024年まとめ】日本全国の定番から穴場スポットまでをご紹介しております。今回のテーマは宮崎県です。...

宮崎県のお土産情報まとめ記事

宮崎県への旅行の前や後のプレゼント選びはもちろん、お土産の買い忘れや先買いでも参考になると思いますので、是非ご覧ください。

宮崎県 お土産
《宮崎県旅行お土産》買い忘れたら通販お取り寄せ!美味しいと有名で日持ちする洋菓子・和菓子・名物・人気スイーツ紹介【2024年観光対策】今回のブログでは宮崎県のおすすめお土産品をご紹介していきます。宮崎への旅行の前や後のプレゼント選びはもちろん、お土産の買い忘れや先買いでも参考になると思いますので、是非ご覧ください。...

周辺の絶景人気・おすすめスポット

【矢研の滝】(滝100選)

住所: 宮崎県児湯郡都農町川北

移動時間: 白滝から、車で7分

【祇園滝】【鍵掛滝】【椎尾滝】

住所: 宮崎県児湯郡木城町中之又

移動時間: 白滝から、車で1時間32分

【祇園滝/鍵掛滝/椎尾滝】2024年は行ける?道の様子/行き方/駐車場/アクセス/所要時間/滞在時間を解説(宮崎県)宮崎県の深山幽谷、名だたる滝マニアが口を揃えて大絶賛の九州最強の秘境滝。私の5本の指に入る滝だ。6キロの狭い林道を車で走行し、断崖に囲まれた険しい道を歩いて渡る。ハードな道のりだ。辿り着いた時の感動は忘れられない。...

【鵜戸神宮】

住所: 宮崎県日南市宮浦3232

移動時間: 白滝から、車で1時間47分

【青島】

住所: 宮崎県宮崎市青島2丁目

移動時間: 白滝から、車で1時間20分

【日南サンメッセ】

住所: 宮崎県日南市宮浦2650

移動時間: 白滝から、車で1時間40分

【願が叶うクルスの海】【馬ケ背】

住所: 宮崎県日向市細島

移動時間: 白滝から、車で52分

【おせりの滝】

住所: 宮崎県東臼杵郡美郷町

移動時間: 白滝から、車で1時間21分

【大御神社】

住所: 宮崎県日向市日知屋1

移動時間: 白滝から、車で44分

【原尻の滝】(滝100選)

住所: 〒879-6631 大分県豊後大野市緒方町原尻410

移動時間: 白滝から、車で2時間13分

原尻の滝
【原尻の滝】行き方/アクセス/所要時間/夜のライトアップ情報/駐車場を解説。道の駅の隣でアクセス良好!吊り橋、滝つぼが魅力の名瀑(大分県百景)大分県百景のひとつに数えられ「東洋のナイアガラ」と称される。九州の滝100選の中で、最もポピュラーな滝と言える。隣に道の駅があり、しっかり観光地化されて見やすい。春のチューリップと冬のイルミネーションも絶景だ。...

【沈堕の滝】

住所: 〒879-6901 大分県豊後大野市清川町臼尾

移動時間: 白滝から、車で2時間4分

沈堕の滝
心霊現象?処刑場?【沈堕の滝】ラピュタで有名な沈堕発電所跡がまるでジブリスポット。駐車場/行き方/所要時間/アクセスも解説(大分県)時代の変化や歴史、著名人の作品に登場する滝。美しい日本の廃墟として有名な「旧・沈堕発電所跡」も見どころの一つだ。超有名な「原尻の滝」から車で17分。是非セットで訪問して欲しい。...

【行縢の滝】(滝100選)

住所: 〒882-0077 宮崎県延岡市行縢町

移動時間: 白滝から、車で1時間14分

【綾の照葉大吊橋】

住所: 〒880-1303 宮崎県東諸県郡綾町南俣大口5691−1

移動時間: 白滝から、車で1時間21分

【篠原夫婦滝】

住所: 〒889-1301 宮崎県児湯郡川南町川南

移動時間: 白滝から、車で22分

【産巣日滝】

住所: 産巣日滝、〒889-1121 宮崎県日向市東郷町山陰

移動時間: 白滝から、車で30分

関連記事