【西日本】巨木・名木の絶景スポット決定版!圧倒的な老樹や老木が映えるおすすめ観光名所まとめ

全国約13,000箇所の観光スポットを巡り、車での日本一周を4度経験してきました。
『絵空(@esoratabi_travel)のブログ』では、
日本各地の定番スポットから穴場まで、実体験をもとにご紹介しています。
数百年、あるいは数千年という途方もない長い年月を生き抜き、その地に根を張り続ける「巨木」や「名木」。 天に向かって雄大に枝を広げる老樹や、複雑に絡み合う根を持つ老木を前にすると、自然の圧倒的な生命力と神秘的な力強さに息を呑みます。
西日本には、世界遺産・屋久島のシンボルである鹿児島県の「縄文杉」や、独特の樹形が神秘的な雰囲気を醸し出す京都府の「北山の伏条台杉(大台杉)」、そして樹齢2000年を超えると言われる静岡県の「来宮神社の大樟」など、見応えのある人気観光スポットが各地に点在しています。
今回は、心洗われるような自然の絶景を満喫できる西日本の「巨木・名木・老樹・老木」スポットを厳選し、九州・沖縄から東海までの5エリアごとにまとめました。
カメラやスマートフォンを片手に、森のパワーを感じに行きたくなるおすすめの観光名所と情報をご案内します。
西日本の巨木・名木 絶景スポットマップとエリア分け
一言で巨木の絶景と言っても、深い森の奥で静かに佇む神聖な老木から、地域の人々の暮らしを見守ってきた神社の大楠、奇妙な形にねじれ曲がった不思議な名木まで、そのロケーションは多岐にわたります。
澄んだ空気と木々の香りを感じながら、堂々たる老樹の姿を写真に収める時間は、お出かけの最高の贅沢です。
広範囲に点在する西日本の人気観光スポットを把握するため、エリアごとの特徴と厳選スポットをご紹介します。
九州・沖縄エリアの巨木・観光スポット
九州・沖縄エリアからは、スケールの大きさと南国ならではの植生が魅力の名所をご紹介します。鹿児島県の屋久島にある「縄文杉」や「紀元杉」は、数千年の時を生きる屋久杉の代表格で、一生に一度は訪れたい巨木の聖地です。「蒲生(かもう)の大クス」は日本一の巨樹として知られ、佐賀県の「川古の大楠」や「武雄の大楠」、福岡県の「本庄の大楠」「立花山大クス」など、九州は素晴らしい大楠が密集するエリアです。
また、宮崎県の「大久保の大ヒノキ」の美しい樹形や、鹿児島県の「大汝牟遅(おおなむち)神社参道の千本楠」も圧巻の風景。亜熱帯の風情を感じる熊本県の「西平椿公園のアコウの木(ラピュタの木)」、鹿児島県の「佐多岬のガジュマル」、そして沖縄県の「備瀬集落のフクギ並木」など、SNS映えするフォトジェニックな老木や名木が揃っています。熊本県の「寂心さんの樟」も見事な枝ぶりで人気を集めています。
九州・沖縄エリアの旅スポット紹介記事は以下となります。
蒲生の大クス(鹿児島県)

姶良市の蒲生八幡神社境内にそびえ立つ、国の特別天然記念物にも指定されている日本最大の巨樹。
樹齢約1,500年、根周り約33mという規格外の太さを誇り、根元に開いた大きな空洞がさらなる神秘性を醸し出しています。
見上げるほど巨大な緑のドームが境内をすっぽりと覆い、大地のエネルギーを全身に浴びることができる圧倒的なパワースポットです。
〒899-5302 鹿児島県姶良市蒲生町上久徳2259-1
川古の大楠(佐賀県)

武雄市に位置する、全国第5位の巨木として国の天然記念物に指定されている樹齢約3,000年の大楠。
かつては行基がこの木に観音像を刻んだという伝説も残り、堂々たる主幹から四方八方へと力強く枝を伸ばす姿が圧巻です。
周囲は美しく整備された公園となっており、水車の音を聞きながら、巨大な生命力と歴史のロマンをのんびりと味わえる名所です。
〒843-0151 佐賀県武雄市若木町大字川古武雄市に位置する、全国第5位の巨木として国の天然記念物に指定されている樹齢約3,000年の大楠。
かつては行基がこの木に観音像を刻んだという伝説も残り、堂々たる主幹から四方八方へと力強く枝を伸ばす姿が圧巻です。
周囲は美しく整備された公園となっており、水車の音を聞きながら、巨大な生命力と歴史のロマンをのんびりと味わえる名所です。
〒843-0151 佐賀県武雄市若木町大字川古
武雄の大楠(佐賀県)

武雄神社の本殿裏手、御神木として静寂な竹林の奥にひっそりと鎮座する樹齢約3,000年の神秘的な大楠。
根元には約12畳分もの巨大な空洞があり、かつては天神様を祀っていたという神聖な空気が辺り一帯を包み込んでいます。
笹の葉が擦れる音だけが響く静謐な空間で、圧倒的なスケールでそびえ立つ巨木に畏敬の念を抱かざるを得ない神聖なロケーションです。
〒843-0022 佐賀県武雄市武雄町大字武雄5327
本庄の大楠(福岡県)
築上町の大楠神社境内に根を張る、樹齢約1,900年とされる国指定天然記念物の立派なクスノキ。
幹の太さもさることながら、大きく横へと広がる見事な枝張りが特徴で、天を覆い尽くすような緑の傘が美しいシルエットを描きます。
静かな神域のなかで、長い年月をかけて大地にしっかりと根を下ろした巨木の包容力に触れ、心穏やかな時間を過ごせるスポットです。
〒829-0311 福岡県築上郡築上町本庄1830
宇美八幡宮 衣掛の森(福岡県)

安産・育児の信仰を集める宇美町の宇美八幡宮境内にどっしりと根を下ろす、推定樹齢2,000年以上の国指定天然記念物の大楠。
神功皇后が応神天皇の産湯を使った際、この木の枝に産着(衣)を掛けたという伝説が残り、複雑にうねる巨大な幹が悠久の歴史を物語っています。
神聖な空気に包まれた境内で、四方八方に力強く枝葉を広げる巨木の凄まじい生命力と、地域の人々を見守り続けてきた深い慈愛を感じられる名所です。
〒811-2101 福岡県糟屋郡宇美町宇美1丁目1-1
立花山大クス(福岡県)
新宮町の立花山中腹に群生する、樹齢300年を超えるクスノキの原生林のなかでも一際大きな巨木。
クスノキがこれほどの規模で自然林として残っているのは非常に珍しく、斜面にしっかりと根を張る野性味あふれる姿が見どころです。
ハイキングコースを登りきった山の中で、人の手が加わっていない大自然そのままのダイナミックな巨木群の迫力を体感できる名所です。
〒811-0100 福岡県糟屋郡新宮町立花口
祇園の大ヒノキ(宮崎県)

緑深い祇園神社の境内にひっそりと、しかし天を突くような圧倒的な存在感でそびえ立つヒノキの巨木。
長い年月をかけて天に向かって真っ直ぐに伸びた端正な樹形と、神聖な空気をまとう威厳あふれる佇まいが訪れる者を魅了します。
静寂に包まれた鎮守の森で、巨木が放つ大地のエネルギーと澄み切った空気を深呼吸しながら、心洗われるような時間を静かに過ごせるロケーションです。
〒882-1201 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町鞍岡(祇園神社)
大久保の大ヒノキ(宮崎県)

椎葉村の険しい山あいに位置する、樹齢約800年とされる国指定天然記念物の巨大なヒノキ。
一般的なヒノキとは異なり、太い幹から無数の枝が地を這うようにうねりながら伸びる、非常に特異で迫力のある樹形が大きな特徴です。
秘境・椎葉村の奥深くで、過酷な自然環境に耐え抜きながら異形の美しさを誇る老樹の、凄まじい生命力に出会える特別なロケーションです。
〒883-1601 宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良
西平椿公園のアコウの木(ラピュタの木)(熊本県)

天草市の西海岸を見下ろす自然公園内にそびえ立つ、巨大な岩を抱き込むように成長したアコウの巨木。
無数の気根が天空の城ラピュタを彷彿とさせるような複雑で神秘的な造形を作り出しており、強烈なフォトジェニックさを放ちます。
天草の青い海を背景に、亜熱帯植物ならではの異国情緒と大自然のダイナミックなアートを同時に堪能できる絶景スポットです。
〒863-2806 熊本県天草市天草町大江
寂心さんの樟(熊本県)

熊本市ののどかな田園地帯にぽつんとそびえ立つ、樹齢約800年とされる美しい樹形を持ったクスノキの巨木。
遠くから見るとこんもりとした巨大な緑のドームのようで、周囲に遮るものがないためその圧倒的なスケール感が際立ちます。
見上げれば幾重にも重なる枝葉が優しく日差しを遮ってくれ、地域の人々に親しまれる巨木の温かみに触れられる憩いの場所です。
〒861-5531 熊本県熊本市北区北迫町
大汝牟遅神社参道の千本楠(鹿児島県)

日置市の大汝牟遅(おおなむち)神社近くに広がる、樹齢800年を超えるクスノキが林立する神秘的な森。
かつて風で倒れた数本の親木から無数の枝が上に向かって伸び、まるで千本のクスノキが生い茂っているかのような特異な景観を作り出しています。
緑の苔に覆われた幹が複雑に絡み合う鬱蒼とした空間は、ファンタジー映画の世界に迷い込んだかのような深い没入感を味わえるロケーションです。
〒899-3301 鹿児島県日置市吹上町中原
指宿報国神社のアコウ(鹿児島県)

指宿市の報国神社境内に根を張り、南国特有のダイナミックな生命力を放つ市指定天然記念物のアコウの巨木。
幹から垂れ下がった無数の気根が絡み合いながら大地をがっちりと掴むように成長しており、亜熱帯植物ならではの野性味あふれる複雑な造形美を見せます。
静寂に包まれた神域で、長い年月をかけて形成された異形のシルエットと、大地から湧き上がるような巨木のエネルギーを間近で体感できるスポットです。
〒891-0405 鹿児島県指宿市湊2丁目
佐多岬のガジュマル(鹿児島県)

本土最南端の佐多岬へと向かう遊歩道沿いに群生する、亜熱帯の息吹を感じさせるガジュマルの巨木群。
幹から垂れ下がる無数の気根が地面に届いて新たな幹となり、複雑に絡み合いながら斜面を覆う姿はまさにジャングルそのものです。
南国特有の湿気を帯びた潮風を感じながら、生命力にあふれる奇怪な樹形に圧倒される、最果ての地ならではのワイルドなスポットです。
〒893-2604 鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠
紀元杉(鹿児島県)
屋久島の深い森の中で、登山道を歩かずに車窓からもその姿を拝むことができる樹齢約3,000年の巨大な屋久杉。
先端部分は枯れ落ちながらも、斜面に力強く根を張り、ヒノキやナナカマドなどの着生植物を抱えながら生き続ける生命力に圧倒されます。
屋久島の荒々しい自然と悠久の時の流れを、ドライブの途中に間近でダイナミックに体感できる貴重なスポットです。
〒891-4311 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房
縄文杉(鹿児島県)
屋久島のシンボルであり、確認されている中で最大の屋久杉として世界的な知名度を誇る伝説の巨木。
往復10時間以上の過酷なトレッキングを乗り越えた者だけが出会える、激しくうねる木肌と神々しいまでの存在感は筆舌に尽くしがたい美しさです。
深い森の静寂のなかで、数千年の時を生き抜いてきた森の王と静かに対峙する、人生で一度は味わいたい究極のロケーションです。
〒891-4200 鹿児島県熊毛郡屋久島町
備瀬集落のフクギ並木(沖縄県)

本部町の海岸沿いにある備瀬集落に広がる、台風から家を守るために植えられた数千本のフクギが連なる緑のトンネル。
古いものでは樹齢300年を超える巨木が並び、白い砂道に落ちる木漏れ日と静かな波の音が、心地よい沖縄の原風景を作り出します。
迷路のような静寂の並木道をのんびりと散策し、人々の暮らしに寄り添い続けてきた老樹の温もりと涼やかな風を感じられる名所です。
〒905-0207 沖縄県国頭郡本部町備瀬
中国エリアの巨木・観光スポット
中国エリアからは、不思議な樹形の群落や、生命力あふれる名木をご紹介します。広島県の「大朝のテングシデ群落」は、枝がくねくねと曲がりくねった特異な姿をしたシデの木が群生する、世界でも非常に珍しいスポット。冬の落葉期に見るシルエットは芸術的で絶景です。
また、広島県の「大山祇(おおやまづみ)神社の楠」や、鳥取県の「伯耆(ほうき)の大シイ」など、地域で神聖なものとして守られてきた老樹の力強い姿を堪能できます。岡山県の「菩提寺の大イチョウ」も、秋には黄金色に染まる圧倒的なスケールのおすすめ観光名所です。
中国エリアの旅スポット紹介記事は以下となります。
大朝のテングシデ群落(広島県)

北広島町の山あいにひっそりと群生する、枝がくねくねと下に向かって曲がりくねる突然変異のイヌシデの群落。
世界でもこの場所にしか存在しない特異な樹形が集まっており、その奇妙でうねるような枝ぶりは、樹木の異形に惹かれる人の心を強く掴みます。
新緑から雪景色まで四季折々に不思議なシルエットを浮かび上がらせる、自然が生み出した奇跡の造形美をじっくりと観察できる天然記念物です。
〒731-2104 広島県山県郡北広島町田原
大山祇神社の楠(広島県)

大山祇神社の楠(広島県)
境内中央に鎮座する「乎致命(おちのみこと)の柱」と呼ばれる樹齢約2,600年の大楠をはじめ、日本最古のクスノキ群が神域を覆い尽くします。
息を呑むほど巨大でうねるような幹と、悠久の歴史を見守り続けてきた圧倒的な存在感は、訪れる者すべてを無言にさせる迫力があります。
神聖な空気が漂う境内で、長い時を経て幾重にも重なり合った樹皮のテクスチャーと神々しい樹形を心ゆくまで堪能できる特別なロケーションです。
〒794-1304 愛媛県今治市大三島町宮浦3327(大山祇神社)
菩提寺の大イチョウ(岡山県)

奈義町の那岐山麓に位置する浄土宗の古刹、菩提寺の境内にそびえる推定樹齢900年の大イチョウ。
高さ約40mにも及ぶ規格外の大きさと、無数の「乳根(気根)」を垂れ下げながら天に向かってそびえ立つ生命力で訪れる人を圧倒します。
静寂な山寺の空気の中、大地のエネルギーを吸い上げて黄金色に染め上がる秋はもちろん、新緑の力強い姿にも深い感銘を受ける名所です。
〒708-1307 岡山県勝田郡奈義町高円1528
伯耆の大シイ(鳥取県)
琴浦町の山中、急な斜面にどっしりと根を下ろす、シイの木としては日本一の大きさを誇る国指定天然記念物。
樹齢1,000年以上とも言われる主幹は複数の太い枝に分かれ、まるで大地を鷲掴みにしているかのような荒々しく力強い樹形を見せます。
観光地化されていない静寂な森のなかで、圧倒的な生命力で空へと広がる樹冠を見上げながら、大自然のスケール感を独り占めできる穴場的スポットです。
〒689-2331 鳥取県東伯郡琴浦町杉下
四国エリアの巨木・観光スポット
四国エリアからは、想像を絶する生命力を感じられる巨木をご紹介します。高知県にある「杉の大杉」は、二株の杉が根元で合着した日本一の大きさを誇る大杉で、神話の時代から続くような威厳を放ちます。徳島県の「加茂の大クス」も、四国最大級のクスノキとして美しい樹冠を広げています。
また、高知県の「石抱きアコウ」や「松尾アコウ」、「室戸岬のアコウ」などは、岩や他の樹木に巻き付いて成長するアコウの木の逞しさを間近で見られるスポット。香川県の「宝生院のシンパク」は国の特別天然記念物に指定された迫力ある老樹で、「大屋敷のケヤキ」の堂々たる姿も一見の価値があります。
四国エリアの旅スポット紹介記事は以下となります。
杉の大杉(高知県)

大豊町の八坂神社境内にそびえ立つ、推定樹齢3,000年を誇る日本一の巨大な杉の木。
「南大杉」と「北大杉」の二つの株が根元で一つに合体しており、昭和の歌姫・美空ひばりもこの木に日本一を誓ったという伝説の巨木です。
天を突くような圧倒的な高さと、神聖な静けさに包まれた境内の空気が相まって、深く心に刻まれる壮大な景色に出会えるロケーションです。
〒789-0311 高知県長岡郡大豊町杉794
加茂の大クス(徳島県)

東みよし町の吉野川を見下ろす丘にそびえ立つ、樹齢約1,000年とされる国指定特別天然記念物の見事なクスノキ。
東西南北にバランス良く枝を伸ばし、まるでこんもりとした巨大な緑の傘のように整った美しいドーム型の樹形が最大の見どころです。
周囲には視界を遮るものがなく、青空を背景に優雅にそびえ立つ美しい巨木の姿を、あらゆる角度からのびのびと写真に収めることができる名所です。
〒771-2502 徳島県三好郡東みよし町加茂1482
石抱きアコウ(高知県)

中土佐町の上ノ加江地区にひっそりと佇む、巨大な岩盤を抱き込むように根を張ったアコウの巨木。
絞め殺しの木とも呼ばれるアコウ特有の生態がよく表れており、岩の割れ目に沿ってうねりながら成長した複雑な根の造形美が見事です。
過酷な環境のなかで石を飲み込むように生き抜く大自然の力強さと、奇妙で芸術的なシルエットを至近距離でじっくりと観察できるスポットです。
〒789-1302 高知県高岡郡中土佐町上ノ加江
松尾アコウ(高知県)

土佐清水市の松尾集落にある、樹齢約300年とされる国指定天然記念物の巨大なアコウの木。
岩塊の上に種が落ち、そこから成長した気根がタコの足のように岩をすっぽりと包み込み、そのまま地面へと到達した特異な樹形が特徴です。
亜熱帯植物が群生する海沿いの温暖な集落で、気根が絡み合うダイナミックな造形と生命のたくましさを肌で感じられるロケーションです。
〒787-0315 高知県土佐清水市松尾
室戸岬のアコウ(高知県)

室戸市の海岸線沿い、太平洋の荒波と強風を受ける過酷な環境に群生するアコウの巨木たち。
風に耐えるように地を這うように伸びた枝や、岩にへばりつくように絡み合う気根が、南国のジャングルを思わせるワイルドな景観を作り出します。
青い海と空を背景に、地球のダイナミズムを感じさせる室戸ジオパークの荒々しい自然と一体化した巨木の力強さを味わえる名所です。
〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町
宝生院のシンパク(香川県)
小豆島にある宝生院の境内に根を張る、樹齢1,500年以上とも言われる国指定特別天然記念物の真柏(シンパク)。
まるで巨大な龍が天に向かって昇っていくかのように激しくねじれながら伸びる幹の造形は、盆栽をそのまま巨大化したような異形の美しさです。
長い年月と厳しい自然が彫り上げた芸術的な木肌のうねりを眺めながら、瀬戸内の島に潜む圧倒的な自然のパワーに触れられる特別なスポットです。
〒761-4122 香川県小豆郡土庄町上庄412
大屋敷のケヤキ(香川県)
三豊市ののどかな田園地帯にぽつんとそびえ立つ、香川県内で最大級の大きさを誇るケヤキの巨木。
樹齢約800年とされる幹には無数のコブがあり、大地にしっかりと根を下ろして大きく枝葉を広げる堂々たるシルエットが見事です。
観光地化されていない静かな環境のなか、四季折々に表情を変えるケヤキの美しさと、地域の守り神のような温かな佇まいに心癒される名所です。
〒767-0012 香川県三豊市高瀬町上勝間
関西エリアの巨木・観光スポット
関西エリアからは、古都の森深くで出会える神秘的な名木をご紹介します。京都府の「花脊(はなせ)の三本杉」は、高さ日本一とも言われる見事な杉が天を突くようにそびえ立っています。また、京都北山の「北山大台杉」周辺では、一本の根から複数の幹が立ち上がる伏条台杉の独特な樹形を見ることができ、苔むした森の雰囲気と相まって大変神秘的な絶景です。
和歌山県では、熊野の信仰を集める「那智の樟」の胎内くぐりや、秋には境内を黄金色に染める「丹生酒殿神社の大銀杏」が人気。兵庫県の「八代(やしろ)の大ケヤキ」も、県下最大級の堂々たる老木として観光客を迎えてくれます。
関西エリアの旅スポット紹介記事は以下となります。
北山大台杉(京都府)

京都市の北山エリアの深い森に広がる、一本の株から複数の幹が立ち上がる特異な樹形「伏条台杉(ふくじょうだいすぎ)」の神秘的な群生。
雪の重みと過酷な環境により、地を這うように伸びた枝から再び根を出し、天に向かって何本もの幹が立ち上がるという奇跡的な造形美を見せます。
他では絶対に見られない複雑に絡み合う独特の樹形に惹かれる方にはたまらない、大自然が創り出した芸術的な森を心ゆくまで探索できる絶景スポットです。
〒601-1242 京都府京都市左京区大原百井町周辺
花脊の三本杉(京都府)
京都市左京区の深い山奥にある峰定寺のご神木として、近年測定され高さ日本一(約62m)であることが確認された巨大な杉。
樹齢約1,200年とされる3本の杉が天を突くように真っ直ぐにそびえ立ち、見上げると首が痛くなるほどの圧倒的な高さを誇ります。
手付かずの自然が残る静寂な森のなかで、ひたすらに天を目指して伸び続ける巨木の気高い姿に、言葉を失う感動を覚えるロケーションです。
〒601-1102 京都府京都市左京区花背原地町
光泉寺の大銀杏(和歌山県)

古座川町ののどかな山あいに佇む光泉寺の境内に、圧倒的な存在感でそびえ立つ樹齢約400年と伝わる大イチョウ。
太い幹や枝から無数の「乳(気根)」が垂れ下がる力強い姿から、「子授けイチョウ」として古くから地域の人々の厚い信仰を集めています。
秋を迎えると巨大な樹冠が鮮やかな黄金色に染まり、ふかふかの黄色い絨毯を敷き詰めたような静寂な山寺の風景に心洗われる癒しのスポットです。
〒649-4455 和歌山県東牟婁郡古座川町三尾川302
那智の樟(和歌山県)

那智勝浦町の熊野那智大社境内にそびえる、平重盛が手植えしたと伝えられる樹齢約850年の大楠。
根元には巨大な空洞があり、「胎内くぐり」として護摩木を持って幹の中を通り抜けることができる非常に珍しい体験ができます。
熊野の神聖な空気と那智の滝の轟音を感じながら、生命力あふれる巨木の内側に入り込むことで、心身ともに浄化されるような神秘的な名所です。
〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
丹生酒殿神社の大銀杏(和歌山県)
かつらぎ町に鎮座する、静かで歴史ある丹生酒殿(にうさかどの)神社の境内にそびえる大イチョウ。
天に向かって雄大に枝を広げる見事な樹形を持ち、秋には落葉が境内をふかふかの黄金色の絨毯に変えることで全国的に知られています。
巨木が放つ静かなエネルギーと、地域に守られ続けてきた老樹ならではの包み込むような優しさを、のどかな空気のなかでじっくりと堪能できるスポットです。
〒649-7142 和歌山県伊都郡かつらぎ町三谷631
八代の大ケヤキ(兵庫県)
朝来市(あさごし)の八代大歳神社境内に根を張る、推定樹齢1,600年とされる国指定天然記念物のケヤキの超老樹。
度々の火災や落雷により主幹は失われ空洞化していますが、残された樹皮から力強く新たな枝を伸ばす不屈の生命力に圧倒されます。
満身創痍になりながらも生き続ける老木特有の凄みと、荒々しい木肌の造形美を静かに見つめることができる、奥深い魅力を持ったロケーションです。
〒667-0101 兵庫県朝来市八代
東海エリアの巨木・観光スポット
東海エリアからは、独特の景観が広がる名所をご紹介します。静岡県熱海市にある「来宮(きのみや)神社の大樟」は、樹齢2000年超、本州最大の巨樹として知られる超人気パワースポットです。また、伊豆の森の奥深くに鎮座する「天城山太郎杉」や「シラヌタの大杉」は、ハイキングの目的としても大人気です。
岐阜県の「株杉の森(21世紀の森)」は、一本の巨大な切り株から複数の幹が伸びる「株杉」が乱立しており、まるでジブリ映画のような幻想的な世界が広がります。愛知県の「大和の大いちょう」も、枝張りの美しさが際立つ名木として多くのお出かけ客で賑わいます。
東海エリアの旅スポット紹介記事は以下となります。
株杉の森(岐阜県)

関市の板取地区にある「21世紀の森公園」内に広がる、推定樹齢400年〜500年の巨大な株杉が群生する神秘の森。
一本の巨大な切り株から複数の幹が天に向かって立ち上がるという、伏条台杉にも似た特異で異様な樹形が無数に連なります。
複雑にねじれ、苔むした巨大な切り株が生み出す造形美はあまりにも独特で、変わった樹形や神秘的な森の姿に惹かれる人の探究心を強く刺激する絶景名所です。
〒501-2902 岐阜県関市板取2340
来宮神社の大樟(静岡県)

熱海市にある来宮(きのみや)神社の御神木で、本州最大の巨樹として知られる樹齢約2,000年の大楠。
幹周り約24mという規格外の太さを誇り、「幹を1周すると寿命が1年延びる」という伝説を持つ日本屈指のパワースポットです。
美しく整備されライトアップもされる境内で、太古から熱海の地を見守り続ける巨木の凄まじい大地のエネルギーを肌で感じられる名所です。
〒413-0034 静岡県熱海市西山町43-1
天城山太郎杉(静岡県)
伊豆市の天城連山の深い森のなかにそびえ立つ、樹齢約400年とされる天城山中最大の巨大な杉。
清らかな渓流沿いのハイキングコースを進んだ先に突如として現れ、真っ直ぐに天を突く端正で力強い樹形が見る者を魅了します。
伊豆半島の豊かな水と緑に育まれた巨木の凛とした佇まいを、マイナスイオンたっぷりの澄んだ空気のなかで心ゆくまで味わえるスポットです。
〒410-3206 静岡県伊豆市湯ケ島
シラヌタの大杉(静岡県)
東伊豆町の山深く、手付かずの自然が残る秘境「シラヌタの池」近くにひっそりとそびえ立つ樹齢約1,000年の巨大な杉。
森の奥深くで四方八方に太い枝を伸ばし、苔むした岩やシダ植物に囲まれながら生きる姿は、まさに森の主と呼ぶにふさわしい威厳に満ちています。
未舗装の林道を経てたどり着く到達難易度の高さゆえに、人の気配のない静寂のなかで巨木の神秘にどっぷりと浸れる特別なロケーションです。
〒413-0411 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取
大和の大いちょう(愛知県)

豊川市にそびえ立つ、樹高約25m、樹齢100年を超える県内最大級の巨大なイチョウの木。
周囲に視界を遮るものが一切ない平坦な畑の真ん中に立っているため、四方八方へと見事に枝を伸ばす美しいドーム型の樹形を遠くからでも堪能できます。
大空に向かって広がる生命力あふれるシルエットを、のどかな田園風景のなかで広々と写真に収めることができる開放感抜群のスポットです。
〒442-0814 愛知県豊川市豊津町
絶景のお出かけで役立つ情報
巨木や老樹を訪ねる旅は、季節によって全く異なる表情を楽しめるのが魅力です。 クスノキやスギ、アコウなどの常緑樹は一年を通して力強い緑の葉を茂らせていますが、イチョウやケヤキ、テングシデなどの落葉樹は、春の新緑、秋の黄葉・紅葉、そして冬には葉を落として幹や枝の複雑なシルエットを見せてくれます。
特に、伏条台杉やテングシデ、アコウの木のような「独特の樹形」を持つ名木は、葉が落ちた冬場のほうが幹のうねりや力強さがはっきりと分かり、写真映えする絶景になることも多いため、あえて冬場にお出かけするのもおすすめです。
失敗しないための「旅の持ち物」
巨木や名木は、山奥の森の中や神社の境内にひっそりと立っていることが多く、木の根が保護されているため足元が舗装されていない場所がほとんどです。歩きやすく、滑りにくいトレッキングシューズやスニーカーでの観光が必須です。また、森の中は夏でも涼しく蚊などの虫が多いため、長袖の上着や虫除けスプレーを持参しましょう。広角レンズの付いたスマートフォンやカメラがあると、巨大な木を一枚の写真にしっかりと収めることができます。
必需品リストは別ページでまとめています。出発前の最終チェックとしてご活用ください。
周辺エリアのお土産・グルメ情報
絶景を満喫した後は、その土地ならではのお土産選びやご当地グルメを楽しむのが旅の醍醐味です。
各観光スポットの周辺には、旅の疲れを癒やす絶品ご当地グルメが揃っています。旅行前のチェックや、買い忘れ防止の事前確認としても役立つ内容を別ページにて詳しくまとめています。
近隣エリアの観光スポット
巨木めぐりとあわせて立ち寄りやすい、各エリアのその他の絶景スポットも別ページでまとめています。週末のモデルコース作りに役立ててください。
また、47都道府県のおすすめスポットの紹介ブログは、メニューの「エリアから探す」からご覧いただけます。
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定番観光地だけでなく、地元ならではの穴場やマイナースポットも紹介していますので、旅の情報収集に役立ちます。
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